デス・オーバチュア
第278話(エピローグ7)「復活の助奏(オブリガート)」




「……まるで超高速で飛ぶ蠅だな……」
セリアの周囲を黒い光が飛び回っていた。
休むことなく響き続ける、爆音に等しき激しい金属音。
黒い光……エレクトラの大鎌とセリアの剣が衝突を繰り返す音だ。
もっとも、傍目には黒い光をまとわりつかせながら、セリアが一人剣舞を舞っているようにしか見えないだろう。
「くっ……」
このまま襲い続けてもラチが開かないと判断したのか、黒い光(エレクトラ)は上空へと飛び離れた。
「流石ね……速さではこちらが数段上なのに完璧に見切られている……」
絶対的なスピードによる全方位からの大鎌の攻撃を、セリアは容易く捌きったのである。
「Asmodeus」
エレクトラが『名』を呟くと、大鎌の刃が消え、柄が縮まり、七つの赤い宝石が埋め込まれただけの短い棒になった。
短い棒はエレクトラの左手の中で90度回転し、真ん中の宝石を中心に、左右それぞれ三つずつの宝石との間の部分が伸びる。
そして棒はしなり、背面に赤い光の弦を張り、暗く豪奢な長弓と化した。
「灯れ、情欲の火……」
エレクトラの左手が握っているゆずか(グリップ)の真上の宝石が輝き、弦に赤い光の矢が装填される。
「射(しゃ)っ!」
赤い光矢が眼下のセリアに向かって解き放たれた。
「くうっ!」
セリアは飛来した赤い光矢に剣を叩きつける。
凄まじい赤い光の爆発が彼女の視界を覆い隠した。



「目障りだ……疾く失せよっ」
タナトスを見下すラスト・ベイバロンの左手に緋色の炎が宿る。
「うっ……」
「The Serpen……」
「聖氷華憐(せいひょうかれん)!」
緋炎の大蛇を放とうとした瞬間、横合いから無数の氷の結晶がラスト・ベイバロンに叩きつけられた。
「くっ……雪華(ゆきはな)だと?」
氷の結晶を浴びたラスト・ベイバロンの左半身が凍りついている。
「お困りですか〜?」
「……アイナ?」
氷晶の吹いてきた先に居たのは、極東で出会った黒ずくめの少女アイナだった。
「っ……コクマ! 月黄泉!」
ラスト・ベイバロンは我が身を覆う氷を内側から強引に打ち砕くと、二人の『従者』の名を呼ぶ。
「……なるほど、『魂』も凍る冷たさですか……?」
「……寒いのは嫌ね……」
コクマと月黄泉は、ラスト・ベイバロンをアイナの視界から隠すように前へと歩み出た。
「真実の炎(トゥールフレイム)!」
「村雨(ムラサメ)!」
コクマの剣が出現と同時に水色の炎を吐き出し、月黄泉の刀が抜刀と共に水の刃を打ち出す。
「舞え、冬薔薇姫〜♪」
一本の鞘から二本の氷の刃が引き抜かれ、極寒の冷気を放出しながら優雅に振り回された。
アイナに迫っていた水色の炎と水の刃は、彼女に届くことなく凍結(停止)する。
「ふっ、物質ではなく精神を灼く炎をも凍らせますか?」
「ああ〜、やっぱり相性が悪いわね……悪いけど、私はこれで抜けさせてもらうわ」
月黄泉は村雨を鞘へと収めると後方に跳び退がり、森の中へと消えた。
「即行で離脱ですか……相変わらず退き際が良すぎると言うか、臆病というか……困った方ですね」
コクマは呆れたように嘆息する。
「聖氷走破(せいひょうそうは)!」
「おっと」
アイナが氷刀を大地に叩きつけると、無数の氷柱(つらら)が駆け抜けるように地から生え出し、コクマに襲いかかった。
さしずめ、セイルロットのヘヴンズセイバーの氷刃直進版である。
「危うく氷漬けか串刺しになるところでしたよ」
氷柱の行進に呑まれたはずのコクマが、アイナの背後にゆらりと出現した。
「〜♪」
アイナは振り返り様に左手の氷刀でコクマの胴を斬り払いにいく。
氷刀と真実の炎が十字に交錯し、冷気と水色の炎が迸った。
「貰いました〜っ!」
アイナは右手の氷刀でコクマの左胸(心臓)を貫きにいく。
「くっ!」
コクマは右掌で氷刀を横へと打ちズラした。
氷刀の狙いはそれ、コクマの左肩に突き刺さる。
「爆!」
アイナの脇腹にコクマの右手が触れた瞬間、爆弾のような爆発が起こり、二人を強制的に引き離した。
「っぅ……超能力ですか〜?」
「いいえ、魔法ですよ。爆発を想像(イメージ)し現実(リアル)にしただけです」
コクマの左肩は氷刀が刺さった部分を中心に凍りつき、アイナの脇腹は無惨に焼け爛れている。
「さて……もう少しお付き合い願えますか?」
真実の炎を左手から右手に持ちかえると、剣先をアイナへと向けた。
「喜んで〜♪」
冷気を放つ二振りの氷刀が美しく舞うように振り回される。
「ほう、寒気がするような美しさの剣舞ですね……」
「見物料はあなたの命ですよ〜、聖氷乱舞(せいひょうらんぶ)!!!」
コクマに向けて無数の巨大な氷の刃が一斉に解き放たれた。



「くっ……」
「あまり我が手を煩わせるな、出来損ない!」
タナトスはラスト・ベイバロンに襲われ続けていた。
「今度こそ失せろ!」
ラスト・ベイバロンが軽く右手を振り上げただけで、凄まじい烈風が巻き起こる。
「はっ!」
しかし、烈風が駆け抜けた時にはすでにタナトスはラスト・ベイバロンの背後に回り込んでいた。
「本当に煩わしいっ!」
「くぅ!?」
タナトスが背中に突き立てようとした黒銀の短剣を、ラスト・ベイバロンはただ回転しただけで弾き飛ばす。
「散れ!」
ラスト・ベイバロンが左手を横に一閃すると、疾風(鋭利な風)の刃がタナトスを追撃した。
タナトスは背をそらせて、紙一重で疾風の刃を回避する。
「ふん、縦に切った方が良かったかっ!」
ラスト・ベイバロンが左手を振り下ろすと、今度は縦一文字の疾風の刃が解き放たれる。
「つぁっ!」
間一髪でタナトスは転げるように横へと逃れた。
疾風の刃は森を真っ二つに引き裂きながら、彼方へと消えていく。
「ならばこれでも逃げ切れるかぁっ!?」
ラスト・ベイバロンが左手をデタラメに振り回すと、無数の疾風の刃が次々に撃ち出された。
「つああぁっ!」
「何!?」
疾風の刃達の隙間を縫うようにして、タナトスがラスト・ベイバロンへと迫る。
黒銀の短剣が喉を貫く寸前、ラスト・ベイバロンはバックステップした。
「逃さない!」
タナトスの右手から黒銀の短剣が放たれ、ラスト・ベイバロンを追いかける。
追走する短剣は柄から鎖が伸びていて、タナトスが逆手で握っているもう一つの短剣と繋がっていた。
「ちいっ!」
ラスト・ベイバロンは首を傾ける。
黒銀の短剣はラスト・ベイバロンの首筋を浅く切り裂いて通過していった。
「まだだ!」
タナトスが右手を引くと、鎖がラスト・ベイバロンの首に巻きついた。
「貴様!?」
鎖を左手で掴んで引き寄せると同時に、タナトスは自ら前へと飛び出す。
「滅っ!」
タナトスは黒銀の短剣をラスト・ベイバロンの左胸(心臓)に突き刺した。



「…………」
「フッ……ハハハッ、アハハハハハハハハハハハッ! そうだ! それでこそ……」
哄笑と共にラスト・ベイバロンの右目から紅炎が吹き上がり、戦闘用大型薙刀(バルディッシュ)と化して右手に握られた。
「それでこそ『神(我)』が末裔だ!」
「うぅっ!?」
ラスト・ベイバロンの全身から爆発的な闘気(熱気)が放射され、タナトスを吹き飛ばす。
「心臓を貫かれても……何ともないのか……?」
タナトスは空中で体勢を立て直し、両足から大地に着地した。
「生憎とこの躯(カラダ)には心臓など最初から無いのでな……」
ラスト・ベイバロンは穴の穿かれた紫のマントを脱ぎ捨てる。
彼女の左胸には緋色の薔薇の刻印が浮かび上がっているだけで、傷一つ付いていなかった。
「無傷!? 馬鹿な、確かな手応えが……」
「傷は証、鮮血は演出に過ぎぬ……お望みなら今からでも血を噴いて見せようか?」
ラスト・ベイバロンは左胸を撫でながら、愉快げに嗤う。
「……どういう意味だ……?」
「察しが悪い奴だ。我には血管も血液も存在しない、いや、そもそも今の我には『肉体』など存在していないのだ」
「…………?」
「何と理解力の無い……本当に我が末か? つまり、我は精神だけの存在、差詰め物質化した幽体、霊体のようなモノだ……ここまで解りやすく言えばいくら愚かな貴様の頭でも理解できるな?」
「……つまり、触れる幽霊……か?」
「むぅ……正確ではないが認識はまあ……それでもよかろう……」
その表現は、身も蓋もないというか、有り難みが無くて、少し嫌だったがラスト・ベイバロンは妥協することにした。
どうもこの少女とは話せば話すほど調子が狂いそうだったからである。
「斬られれば傷が付き血が噴き出す……生身だったら当たり前の現象を無意識に再現しているだけで、意識して『平気』だと思えば、斬られても無傷でいられる……霊体が傷付いたり血を噴き出す方が本来不自然なのだからな……」
「なるほど……」
「では、説明は終わりでよいな?」
「あ、ああ、世話をかけた……」
「気にするな……ほんの冥土の土産だっ!」
言い終わると同時に、ラスト・ベイバロンは先端に陽光紅炎を宿らせたバルディッシュを振り下ろした。
「くっ……」
タナトスは黒銀の短剣を繋ぐ鎖を頭上で引き延ばし、バルディッシュの刃を受け止めよとする。
「無駄だっ!」
陽光紅炎を放つバルディッシュはあっさりと鎖を断ち切り、そのままタナトスを真っ二つに両断した。



「まったく、誰が勝手に死んでいいと言った?」
「……ルーファス……?」
真っ二つに両断されたはずのタナトスは、白いコートを着た金髪の青年に抱きかかえられていた。
「残像か……」
ラスト・ベイバロンが見つめていた方のタナトスは薄れるように消えていく。
「ルーファス……もう大丈夫だから……降ろせ……」
「そう? 名残惜しいね……なんか大分久しぶりな気もするし……」
ルーファスは悪戯っぽく微笑うと、タナトスを解放するのでなく逆により強く抱き寄せた。
「ば、馬鹿者! いいからさっさと降ろせっ!」
タナトスは顔を赤らめて、ルーファスの腕の中でジタバタと暴れる。
「はいはい、降ろしてあげるからそんなに暴れない」
クスクスと笑いながら、ルーファスはタナトスをゆっくりと解放した。
「さてと……じゃあ、さっさと片づけて帰ろうか」
ルーファスは初めてラスト・ベイバロンの存在を認めたかのように、視線を緋色の女へと向ける。
「神である我の邪魔をしただけでは飽きたらず……我を片づけるだと?……貴様……『何』だ?」
ラスト・ベイバロンはルーファスの正体を測りかねていた。
魔族? 天使? 人間? どれでもありどれでもないような気がする……。
「はあ? この俺を知らない? お前こそ何だ? 神神言ってるがお前、神族じゃねえだろう?」
「ふん、神(我)は神(我)だ。唯一無二、絶対の創造主(神)!」
天へと掲げたバルディッシュに、再び激しい陽光紅炎が宿った。
「神に逆らう愚か者よ……太陽の裁きを受けるがいい!」 
「太陽の神罰ね……ん?」
ルーファスの視線がラスト・ベイバロンの頭上にズレる。
「灼き……ううっ!?」
バルディッシュが振り下ろされようとした瞬間、天から漆黒の薙刀がラスト・ベイバロンとルーファス達の間を裂くように地へ降り立った。
薙刀というには刀身が細く長く、まるで長柄の先に極東刀が生えたかのようである。
長柄の上部には妖しい輝きを放つ赤い宝石が七つ埋め込まれていた。
「ふ〜ん、アレで充分そうだな……タナトス」
「なんだ、ルー……ふぁっ!?」
「はい、サクッと殺っちゃおうね」
ルーファスはタナトスをポンッと前へと押し出す。
「殺るって……つぅぅ?」
押し出されて転びそうになったタナトスは反射的に漆黒の薙刀を掴んだ。
「これは……」
漆黒の薙刀は大地から引き抜かれると、漆黒の大鎌へと瞬時に『変形』する。
『セブンチェンジャー、第四形態ベルゼブブ〜♪』
「えっ?」
幻聴だろうか、一瞬脳裏にまったく聞き覚えのない少女の声が響いた。
「その玩具で充分だろう、自称神様な雑魚が相手なら……」
「我が雑魚だと!?」
ルーファスの発言に、ラスト・ベイバロンは激高する。
「これなら……やれる……ような気がする……」
タナトスはルーファスに答えたというより、独り言のように大鎌を見つめながら呟いた。
「なっ!? 貴様まで……調子に乗るな、この出来損ないがっ!」
ラスト・ベイバロンの左手で緋炎の炎が燃え盛る。
「貴様如きにはこれで充分だ! The Serpent!」
「…………」
タナトスに向かって、巨大な緋炎の大蛇が解き放たれた。



「…………」
それは一瞬の出来事だった。
緋炎の大蛇が横一文字に両断され、タナトスの姿がラスト・ベイバロンの向こう側に移動している。
タナトスは駆け抜けたのだ。
一撃で緋炎の大蛇を切り裂き、ラスト・ベイバロンの向こう側まで……。
「……フッ……フハハハハハハハッ! 脅かしてくれる、確かにSerpentを斬り捨てたのは見事だが……我は無傷ではないか!」
てっきり、緋炎の大蛇ごと自分も斬られたかのように感じたのだが、実際には掠り傷一つ負っていなかった。
「いいや、もう終わっているよ、お前」
ルーファスが冷めきった眼差しと声で宣告する。
「何?」
「タナトスの大鎌の先をよく見てみな」
「先だと……なあっ!?」
漆黒の大鎌の刃に、炎のように赤く発光する光球が引っかかっていた。
「馬鹿な……それは……」
「確かにお前には心臓どころか、狩り取るべき『魂』すらある意味無いと言える……だが、霊体や幽体といった不確かな存在でしかないお前を、この世界で確かな存在に……物質(具現)化させるための力の源……『核』はあるはずだ」
「……我が……消える……?」
ラスト・ベイバロンの見つめる己が両手が、古い『映像』のようにブレる。
「それがお前の場合、奪った他人の命……強者の魂だ!」
「あああ、ああああああああああああああぁぁぁ!?」
絶叫するラスト・ベイバロンの全身が物凄い速さで薄れていき、背後の景色が透けて見えだした。
「所詮、お前はフレアと存在をすげ替えてここに有るだけだ……亡霊は消えなっ!」
「我が我が我が……神である我がああああああああああああっ!」
『消えゆくものは素直に静かに消えよ』
ラスト・ベイバロンの『映像』に青い閃光が十字に走る。
「ぎゃああああああああぁぁぁぁっ!」
青い閃光に引き裂かれるように、ラスト・ベイバロンという存在は弾け飛んで消滅した。
「ヴァル・シオンか……」
ラスト・ベイバロンが消えた後には、透き通るように淡い青の長髪と瞳の青年が青い偃月刀を携えて佇んでいた。
「誰だ……?」
「手間を省いてくれたことには礼を言おう」
『ああああぁぁぁ〜!』
「うっ……?」
ヴァル・シオンの姿が視界から消えたと思った瞬間、幻聴の叫びがタナトスの脳裏に反響する。
「叫くな、悪魔。同僚の魂をお前に喰わせてやるわけにはいかぬのでな……」
消えたように見えたヴァル・シオンは、タナトスの背後で赤く発光する光球(フレアの魂)を手にして立っていた。
「悪魔?」
「…………」
ヴァル・シオンはタナトスの疑問には答えず、今度こそ本当に消え去る。
「悪魔の得物を横取りとは……大した守護騎士様だ」
ルーファスは楽しげに笑っていた。
「……ルーファス、いくつか聞きたいことがあるのだが……」
タナトスはルーファスの方へ歩み寄りながら尋ねる。
「んん? 自称神様のこと? 悪魔の大鎌のこと? 守護騎士のこと?」
「全部だ……」
「はははっ、OK、そんなことで良ければ全部話してあげるよ」
とても軽薄な調子でルーファスは応えるのだった。



「…………」
黒衣の修道女エレクトラは大木の上から、遠ざかっていくルーファスとタナトスを見下ろしていた。
強く握り締めた彼女の左手から、赤い雫が涙のように零れ落ちる。
「目的が達成できたというのに、何を苛立っている?」
エレクトラの背後に、赤い神父ベリアルが浮かび上がった。
「ベリアル……」
「ああ、なるほど、嫉妬か?」
ベリアルは思い当たったとばかりにニヤリと意地悪く嗤う。
「黙れ、悪霊!」
エレクトラは振り返り様に手刀でベリアルの胴体を一刀両断した。
いや、正確にはエレクトラの手刀がベリアルの身体を『通過』しただけである。
ベリアルはいつも異常に存在が希薄で、よく見ると幽霊か何かのように透き通っていた。
「だいたい、セブンチェンジャーはもうあの人の手に移ったのよ……それなのに、なぜまだ私についてくるの……?」
「何を言うかと思えば……セブンチェンジャー(私)が契約したのはあくまで君だ、例え本体は他人の手に渡ろうと、私の所有権は代わらず君のモノだ」
「……そう……せっかく、厄介払いができたと思ったのに……残念ね……」
「厄介払いか……それは君にとってか? それとも、彼らにとってか?」
「決まっているわ……両方よ……」
「おやおや、我ながら嫌われ者だ……彼らにどう思われようが何ともないが、愛する君にまで……」
「帰るわよ……」
エレクトラはベリアルの軽口など完全に無視して、隣の木へと跳び移る。
「……で、これからどうするつもりかな?」
「そうね……しばらくは高みから見物するとしましょうか……」
「ふん、VIP席からの祭り見物か……それも良かろう……」
黒い修道女と赤い悪魔は、木から木へと跳び移り続け、遠方へと消えていった。

















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一言感想板
一言でいいので、良ければ感想お願いします。感想皆無だとこの調子で続けていいのか解らなくなりますので……。



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